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自己正当化という偽善と欺瞞の齎(もたら)すもの [迷える人々へ]

サンティアゴ大聖堂.jpg

<有名なキリスト教巡礼路の終着点が"Santiago de Compostela"、私たち夫婦はここに2回行った>

タイトルヘッダーの写真だが、このサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂前の、オブラドイロ広場の中心の、石畳に埋め込まれた終着点の道標?である。(上記の写真では、多くの人が集まり座っている辺りにある)なおここに彫られたホタテ貝は巡礼の象徴で、(日本の一里塚さながらに)巡礼路では聖地の道順を示す矢印とともに、分岐点等々至る所で見られるものだ。

イエス・キリストの使徒であった聖ヤコブ(スペイン語で『サンティアゴ』)の聖骸の安置された、スペイン西北部のガリシア州に在るサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂は、ローマ、エルサレムと並ぶキリスト教三大聖地に数えられている。
そこに至るヨーロッパ中に張り巡らされた巡礼路はスペイン語(カスティーリャ語)で "El Camino" (エル・カミーノ『その道』)と呼ばれ、その全てがこのサンティアゴ大聖堂に繋がっている。
勿論お膝元のスペインやポルトガルにも幾つも巡礼路はあって、それら全てを辿ってサンティアゴ大聖堂に辿り着いた人は、世界広しといえどもそうは多くはないであろう。一生のうちで3回も行けば多い方だといえる。恐らく10回行っても全部の巡礼路を辿ることは不可能と思われる。
それにこの巡礼路は途轍もなく過酷な道である。町(或いは村)と町(或いは村)との間は、どこまでも続く炎天下の平原か、起伏のある曲がりくねった道、あるいは険しい山岳地帯で、人は殆ど住んでおらず見渡す限り家はない。ましてやコンビニやレストランや大規模ショッピングセンターなどあろう筈もない。
そうは言っても近代から現代に至るまで巡礼者が休息し一晩の宿を借りることは出来る。昔は野宿がもしかしたら当たり前だったのかもしれないが、四国お遍路同様にサンティアゴ巡礼の旅には、巡礼専用の宿泊施設である『アルベルゲ』があるからだ。しかし基本連泊は出来ない規則になっているので、ちょっと疲れたから数日休ませてくれとは言えない。そのようなこともあって、巡礼の旅が過酷であるのは今も昔も変わらないのではないか。
それが証拠に、現在のように医療が発達し、野生の狼もおらず、治安もある程度確保されていたとしても、途中でリアイアする人の数は殊の外多い。それは最もポピュラーな、フランス南部のトゥールーズから始まるピレーネー山脈越えの『フランスの道』でも、しかもかなり健脚な巡礼者であっても、最短で1ヶ月は掛かることからしても容易に推し量れるであろう。
通常は40日ほど掛かるようだが、新調したトレッキングシューズでもサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂に着く頃には、靴底はすり減り靴紐は切れ、大抵ガタが来てボロボロになってしまう。
足も最後まで無事な巡礼者は稀だと言えよう。皆、大なり小なりマメが出来たり足の裏の皮がベロッと剥がれ、血だらけになったりというアクシデントに見舞われている。重いザックで肩を痛めたり擦り傷を負う巡礼者も多い。そうした怪我だけでなく、巡礼の旅が長期に渡ることから、体調を崩し病気になる人も少なくないし、精神的に参ってしまう人は必ずいる。
それにスペインの夏の気温は日中40度を軽く越える。私がスペイン滞在中に経験した最も暑い日はコルドバからセビーリャ(セビリア)に至る車中(レンタカーを借りて運転していた時)の45度だ。3日前は50度近くまでいったとオスタル(ホテル)の受付の女性は当然のように言っていたから、世界中に熱波が押し寄せた2023年は、もしかしたら、否、もしかしなくても50度を越える日が幾日もあったものと思われる。
日中の最高気温45度を経験したその日は、夜8時になっても38度までしか下がらなかった。幾ら日本と比べて乾燥した空気だとはいえ、熱帯夜の夜は寝苦しかった。
であるからにしてフランスからの道などは、セビーリャより遙か北で幾らか気温は低いとはいえ、ピレネー越えなどを考えれば寒暖の差は激しく、しかもガリシア州に近くなるとそれまでの乾燥地帯が一転して亜熱帯もしくは温帯雨林的に雨の日も多くなり、その過酷さは四国八十八カ所札所お遍路の旅を遙かに越えるものであろう。それでも世界中から集まった人々はサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す。
このサンティアゴ、欧州で新型コロナウイルス禍がようやく収まった2022年は、歴代最多の55万人がこの地を目指して巡礼の旅に出たという。今年はそれを超える人々が巡礼の旅にでているのではあるまいか。
そうして世界中から集まった巡礼者の多くは、その道程が長く起伏に富み過酷であるがゆえに、この長い旅路で多くのものを得るという。(逆に失うものがあるかも知れぬ)
私がこの道の存在を知ったのは、2度目にスペインに行こうと決めた2017年だ。ツアーではなく個人旅行で行く計画(丸1ヶ月)をした私は、ガイドブックを見てサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼の旅の存在を知り、その紹介コラム欄に載っていたパウロ・コエーリョの著作、『星の巡礼』という小説の存在も合わせて知った。以来是が非でもここに行きたくなり、旅程の中にしっかり組み込んだだけでなく、ネットでこの小説の書評を見てすぐに角川文庫版を購入して巡礼の旅とはどんなものなのか知ろうとしたのだった。
その後2019年のポルトガルの旅(きっちり3週間)の終盤に、ポルトから足を伸ばしてこの地に4連泊して以来、まだ2回しか行っていないが、今後欧州に行く機会があったらサンティアゴ・デ・コンポステーラには必ず行こうと決めている。
だが実のところ巡礼の旅は一度も経験したことがない。サンティアゴ・デ・コンポステーラに幾日(3泊〜4泊)か滞在し、その周辺を散策したり、ちょっと遠出して終焉の地といわれるフィステーラ岬を訪ねたのみだ。しかももう長期間に渡って海外旅行をする体力はない。そして今は海外に行くお金さえもない(@^▽^@)
だがしかし、妻はこの聖地が今も大好きだ。でも昨年から膝を痛めているので、あらゆる条件が揃ったとしても、巡礼の旅はおそらくは実現しないであろう。私たち夫婦は年老いた。

それでも、この旅を通して経験したであろう巡礼者の心の変化に、及ばずながら思いを馳せることは出来る。彼ら彼女らは総じてこう思ったはずだ。
敬虔さとは何か、正直であることの意味、自分を見つめ直す謙虚さを持つことの大切さ。
つまらない意地を張るのも、中身もないのに体裁を繕う事も、それら見栄も虚栄も全ては空しい。
そうした諸々を捨てて、穏やかな心を得た(取り戻した)時に素直な心が蘇るであろう。
それら諸々の真理を、巡礼者の多くはこの長く苦しい旅を通して学び、経験するのだ。
それは自省、あるいは過去を振り返る旅であり、明日に繋がる貴重な心の旅でもある。

たとえ途中で挫折したとしても、そこから得るものは必ずあると私は思っている。

このタイトルの『自己正当化という偽善と欺瞞の齎すもの』とは、個人だけでなく民族や国家も含めてのお話である。

タイトルに関連してのことだが、私は何れ "Genealog of Hypocrites "という題名で、『小説』なるものを、物してみようと考えている。これも今回同様に『自己正当化という偽善と欺瞞の齎すもの』に通底したテーマを扱ったものだ。

こうした人間の根源的な悪性(あくしょう)が世の中を一層住みにくくしているし、そうした悪性な人々の放つ脅迫的あるいは暴力的な力の行使が、抗うことの出来ない市井の無辜の人間の尊厳と生存権を、著しく傷つけていると私は考えている。

だからこうした欺瞞行為や偽善的言動を、日常生活で或いはネット上で見掛けると、それを批判せずにはおられない私だ。人を騙したり自己の虚栄心から安易に人を欺く行為を、私は到底容認できないし、看過出来ない性格なのだ。

私が度々取り上げる何処ぞの誰かではないが、人を欺きフェイクニュースを垂れ流し、それが発覚しそうになると途端に保身の為に(自分が嘘を付いているという)証拠を隠滅するだけでなく、そうした欺瞞行為を指摘されるとそれを糊塗したり逆に居直ったり、挙げ句の果ては事実を指摘した者を追い落とそうと画策する。そうして更に嘘に嘘を積み重ねる見苦しい行為は、私の最も忌むものであることを多くの人は知っているであろう。今の世の中こんな事をしても恥ずかしいとは思わない輩が増えている。この〇〇ブログも同様である。

尚、"Genealog of Hypocrites"とは日本語で偽善者の系譜という意味だ。私は何れそれを明らかにする。

私は、今や現代人の過半がなくしてしまった日本人の美徳である、『恥を知る心』という精神文化を、もう一度一人ひとりが思い出す必要があると思っている。

人々の過半から正直な心と謙虚さが失われるに連れて、自己中心的な考えとそれに伴う傲慢さが台頭し、他人を押し退けてでも自己の利を得ようとする輩が増殖の一途を辿っている。そうした『自覚のない図々しい(厚顔無恥な)人達』が自分勝手に振る舞い、他者を慮るどころか自分の利得のために、他者を貶めることさえ平然と行える人間に成り果てるのだ。

「思い遣り」とか「他者に寄り添う」という言葉が、世の中で頻出し多用されるのは、そうした『自分よりも他者への配慮を優先する』という考えや想いが尊いという考えだけでなく、実際には稀に見られる行為だからこそ多用されるに至ったと私は考えている。

だがもしそうした場面に遭遇したり目撃したとしても、一見尊いと思えるその行動が、表面的あるいは世間体を考えてのものであるか、それともその人々の心から自然に出たものなのかは、容易には判断できないであろう。

しかし現代日本の軽佻浮薄で刹那的で薄情な世相を見れば、自ずとその答えは前者であるようにも思える。つまりその中身は突き詰めれば偽善であり阿諛追従である。そしてその全ては、浅薄で意地穢い保身から来たものだと断定しておこう。

そうした日々の人々の言動を見る限りにおいて、私には『もはや人々には(他人を思い遣る)心がない』と思うしかないのだった。

これは現代(の日本)人の言動を明らかにすることによって、世の中の悪しき風潮を絶とうとする試みである。

有り体に言えば、『自分(達)だけが良ければ・・・』という<自己チュー思想>に抗う試みだ。

れは、日本人の過半から謙虚さと正直さが失われた、今だからこそ必要なことだと私は思う。

糖尿病治療薬不正処方.jpg

そんなことを思っていたら、10月22日の東京新聞の一面に、『糖尿病治療薬 品薄続く ダイエット目的 横行か』という見出しが、、、。

実はこのことを私は今年の7月から知っていました。私、(既に知っておられる方もいらっしゃいますが)糖尿病を患って17年目なんです。だから他人事ではない。ここで書かれている糖尿病治療薬とは『GLPー1受容体作動薬』というもので、こうした受容体作動薬を製造している製薬会社は複数社あります。私はその中で『トル〇〇ティ皮下注0.75mgア〇オス』という、GLPー1受容体作動薬を処方されていました。

しかし7月の定期検診で医師から同作動薬が非常に品薄で処方できないと言われ、これまで処方されていたインスリン皮下注と、ピグアナイド薬であるメ〇グルコ250mgという、糖産生抑制作用の他、複数の効能のある血糖値改善飲み薬のみで、継続治療することになりました。私はその時点で、このGLPー1受容体作動薬が糖尿病以外のダイエット目的で、不正購入や不正な処方をされて品薄になっているらしいという情報を主治医から得ていました。

しかしこの時にGLPー1受容体作動薬の処方を取り止めるという選択が出来たのは、(大多数の患者さんとは異なり例外的に)私の血糖値コントロールが1年以上に渡って非常に良かったからで、実際のところ2型糖尿病に罹っていてこの薬がないと、血糖値コントロールが出来ず症状が悪化してしまう患者さんは相当数いるものと思われます。

これは余談ですが、私のように健常者と同じ数値を長い年月に渡って保てているというのは極めてレアなケースなんです。医師の話では糖尿病の悪化で再入院する患者さんは半数だそうです。私の様に17年間も殆ど健常者と変わらない健康状態を続けているって実にレアなケースなんです。という訳で、相当意思が硬くないと糖尿病の悪化は免れないのが実態です。
なぜ治療薬を取り止めても大丈夫なのかと言えば、それは健康体に近い身体だったからということになります。それはそうでしょう、ここ一年半近く
1日に最低でも17,000歩、平均1日20,000歩超、多い時は30,000〜40,000歩以上歩いている訳ですから。
しかし実際のところ糖尿病患者の大多数はそんなに歩けないし、歩く時間も確保できない。例えば1日30,000歩を目標にして、健脚な者が1時間に7,000歩の速度で歩くと仮定して、4時間17分以上歩かなければこの歩数は達成されません。糅てて加えて、運動不足の人が1日に30,000歩以上歩いたら、必ず身体のどこかに支障が出るし足や膝や腰椎などに炎症を起こしたり障害が起きる危険性もあります。という訳で、そんな無謀でアホなことを出来る人は現実には限られている。

話を元に戻しましょう。

こうした好ましくない情況が半年以上続いているのは「メディカルダイエット」などと言う名称のネット広告の影響もあってか、ダイエット(痩身)目的で不正に、あるいはこの実態を知らずにこの薬を入手する人達が激増しているからです。そうした影響もあってこうした糖尿病治療薬が不正に処方されたり、自由診療やネット販売などで品薄になると、本来この薬を必要としている糖尿病患者に行き渡らなくなり、血糖値のコントロールが出来なくなって高血糖状態が長い間続くことになりかねない訳です。お気楽にダイエット目的でこれを使っている人はこの事実を知らないし、知ろうともしないでしょうが、これって実に恐ろしいことなんです。

糖尿病って何が恐いかというと、高血糖状態が長く続くことによって生じる合併症があるからなんです。高血糖状態が長く続くと、まず末梢神経とそこにある毛細血管が駄目になる。そうなると最悪の場合網膜出血により<失明>したり、腎臓の末梢神経と毛細血管が傷ついて腎機能が低下し<人工透析>をしなければ生命を維持出来なくなったり、下肢が<壊疽>になり、体の末梢部から全身にその壊疽が広がり、挙げ句の果ては血栓等で心筋梗塞や脳梗塞を発症したり、大動脈解離等々で最悪の場合、死に至る恐れがある訳です。

一部の医師のモラルの低下と、ダイエット目的でこの糖尿病治療薬をネット販売や自由診療で入手する人達の(自己チュー的)所為で、糖尿病患者が危機に晒される訳です。この様な記事を読むと、現代の日本人って本当に浅ましいし、さもしい心根の人達が知らぬ間に増えてしまったなあと、つくづく思う私でした。

なお、ダイエット目的でこの薬を使っている人にお伝えします。この薬は本来医師の厳重な経過観察と診察の元で糖尿病患者のみに処方されるものです。なぜなら高機能薬品ほど副作用も激烈だから。それを目的外の用途で使用した場合、体調を崩したり他の重篤な病気になりかねない訳です。という訳で、このGLPー1受容体作動薬を安易にダイエット目的で使用した場合、急性膵炎になる危険性が高まることは十分に認識しておいた方が良いでしょう。
知っているかどうかは分かりませんが、急性膵炎は抛って置くと命に関わる重篤な病気です。しかも急性ですから。
なお膵臓は再生の効かない臓器です。しかも一旦駄目になったら一生インスリン注射を打たなければならなくなる。ダイエット目的で膵臓を駄目にしたら本末転倒であるばかりか、命まで縮めてしまうことになりかねない。これってお利口さんのする事じゃありませんよね。(膵臓がどの様な臓器であるかは自分で調べてくださいね)

またまた脇道に逸れてしまいましたね。本筋に戻りましょう。

まあこれは偶々(たまたま)新聞の載っていたから取り上げた訳ですが、こうした自分だけが良ければ他の人の事など顧みないという人達は、確実に増えていると私は感じています。

しかしよくよく考えてみれば、そうした人心の変化は何も日本ばかりの話ではなかった。

いま世界中で起きていることは、為政者や独裁者の偽善と欺瞞行為による自己正当化の試みに因って生じたものであり、それが戦争や紛争や諍いとなって混乱と恐怖と憎しみの連鎖を招き、世界を騒然とさせているように思える。

01デッキ桟橋上のカフェ.jpg

<今は休園中の「花の博物館」の先にある、稲毛海岸の海に90mも突き出たウッドデッキの桟橋の上に、『The SUNSET Pier & Cafe』がある。ここから晴れた日の夕暮れ時には、東京湾越しに箱根の山の上に美しい富士山のシルエットがくっきりと見える。そうした写真の数々を、私のメインブログである『H☆imagine』で昨年末にシリーズで公開したことをご存じの皆さまの少なくないと思っている。という訳でこの感動を味わいたいのなら、このThe SUNSET Pier & Cafe一度は恋人同士、あるいは夫婦で行って見るのもいいかも

国連安保理ではガザ地区の一時停戦要請が、米国の拒否権発動で否決された。その理由の一つは「(ブラジルが提出した)決議案が、イスラエルの自衛権に言及していないことに失望した」というものであった。「ガザ地区の人道危機はハマスに責任がある」という非難の発言もあった。

しかしこの要請は米国によって2回も引き延ばされた上での否決された。しかも常任理事国である米国ただ一カ国が反対したことにより否決されたものであることを考えると、人道的支援を理由に提出された今回の一時停戦要請の趣旨は、米国には理解されなかったと見るべきであろう。しかもその判断にユダヤ系国民への忖度や配慮があったことは間違いのない事実だ。であれば、パレスチナ人や中東のイスラム各国の人々の理解を得ることは困難だ。

「我々は懸命な外交努力をしている」等々その他諸々、米国のトーマスグリーンフィールド国連大使はその主張の正当性を強調していたが、そもそも公平であるべき常任理事国がパレスチナを軽視し、イスラエルにのみ忖度してその主張を優先した結果であったとするならば、それこそ欺瞞的で独善的でしかも虚偽答弁にも似て、何をどう釈明しようが『偽善』以外の何ものでもない。

なぜならそこに利害関係が明確に存在し、米国(アメリカに限ったことではないが)は、自国の利にならないことはけしてしないからだ。

しかも米国でもイスラエルでも、パレスチナに妥協すれば、為政者は次の選挙で敗退し、(『オスロ合意』でノーベル平和賞を受賞した)ラビン元首相の最期を見れば分かる通り、自国のイスラエル人(系)住民からの報復や、暗殺される恐れさえあるのは歴史上明らかな事実である。だからイスラエルは(パレスチナにけして妥協しない)極右政権しか生まれないのだ。

偽善と欺瞞の極めつけは何もイスラエルのネタニヤフ政権だけではない。イスラエル訪問後に帰国したバイデン大統領の(異例な)執務室からのテレビ演説で、「ロシアとハマスには共通点がある」とし、その共通項を「どちらも近隣の民主主義国家を完全に破壊しようとしている」としたことがそれに当たる。

米国民は元より(昨日、米国内で大規模な『反イスラエル』の集会とデモがありました)、思慮深き(はずの?)日本人で、この冒頭の声明に違和感を懐かないものは一人もいないであろう。私にはバイデンがどうしてこんな発想をするのか分かっているが、この発言を理解したいとも思わないし、ましてや支持はしない。

真っ当な日本人(もしくは真っ当な米国人)なら、ロシアとイスラエルこそ近隣諸国に対して自己の正当性を一方的に主張して、軍事力で隣国や他国を制圧あるいは不法占領しようと画策しているようにしか見えない。これらの土地を奪った過去現在の情況を見るならば、ロシアとイスラエルこそ全く同質の『民主主義蹂躙国家』と言えるだろう。それとも民主主義も人権尊重も、自国民(ロシア系住民と、イスラエル人)だけに与えられた特権だとでも思っているのだろうか。

しかし現実には、ウクライナとパレスチナこそ、(民主主義を蹂躙された挙げ句)人道的迫害と大量殺戮を受けている側であり、そうした暴力に対抗して自衛権を発動(あるいは反発した)結果が、現在の情況であるとも言える。

だからバイデンの言うような、ロシア=ハマス、ウクライナ=イスラエルなど言う米国民に向けた声明(と言いながら、実は欺瞞の『レトリック』)は、世界的に見れば受け入れがたいものだろう。

私からすれば、ロシア=イスラエルであり、ウクライナ=(ハマスを含めた)パレスチナだ。

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先日(10月19日)、二ヶ月ぶりに木更津に行って『あなご天重』を食べてきた。頭なしで、身だけでシッポまで22cmはある穴子がなんと二匹も載っている。それに舞茸とカボチャとサツマイモと獅子唐の天ぷらが一緒に盛られている。他の席では若い家族連れとか(バ)カップルが多く、生け簀から自分達で取ってきたアワビとかサザエとか車エビを焼いて食べていたが、私たち夫婦には『穴子天重』だけでも量が多すぎて、とてもお腹に入る余地はなかった。妻は1尾でお腹がいっぱいになり、私に半身を預けた。その所為で私の夕食は野菜中心で軽く済ませるしかなかった。いつもなら30分〜1時間待ちは当たり前だが、今回は15分待ちだった。11時半近くに店に入ったのが良かったのかもしれない

ところで、米国やイスラエルはハマスは悪だと言う。だが私は批判されるのを承知で敢えて言うが、まったくそうは思っていない。

むしろ米国やイスラエルの欺瞞と嘘と偽善性からすれば、その主張にまったく正当性はないし、人道的観点からしても、イスラエルが一方的な建国以来して来たパレスチナ人への日常的かつ恒常的迫害や暴力と迫害と差別、そして然したる理由もない殺害と殺戮や、パレスチナ自治区への武力を背景とした(パレスチナ人の土地を奪い追い出す)『強権的なユダヤ人入植地の拡大』は、非人道行為以外の何ものでもないと思っている。

そうした背景と経緯があっての事だとすれば、ハマスの行為はけして容認されるものではないが、『窮鼠猫を噛む』といった一面があることを、心ある世界中の人々と日本人は理解する必要があると思っている。

イスラエルの極右政権を背景とした元々強権的なネタニヤフ首相は「怪物(ハマス)を根絶やしにする」と声明を出した。だが本音ではハマスだけでなく『パレスチナ人そのものを根絶やしにしたい』と思っているだろうことは、誰の目(たとえイスラエル人の目)から見ても明らかだ。彼らは事ある毎に「ナチスドイツがユダヤ人を集団殺害(ジェノサイド)した時、世界はユダヤ人を見殺しにした」と言うが、だからと言って今までイスラエルに散々痛めつけられてきたパレスチナ人を、ハマス殲滅を大義名分に掲げて大規模地上戦を展開し、ジェノサイド紛いのことをして良い訳がない。

しかし実際にはそんなこと(大規模地上戦でハマスを殲滅する軍事行動)は不可能だ。ハマスを根絶やしにしようとすれば、ハマスとは関係のないパレスチナ人にも甚大な被害が出ることは明らかだ。現に大規模地上戦開始前に今の段階でさえ、ハマスの攻撃によるイスラエル人の死者や負傷者の3倍以上の、パレスチナ人の犠牲者が現時点(10月21日)で出ている。しかもガザ地区の戦闘員ではない一般人が避難しようにも、人道回廊の安全性はまったく確保されてない。

救援物資もイスラエルが反対していて、21日にはたった20台分が届いたばかりだ。ガザ地区には220万人が住んでいるから殆どのパレスチナ住民に物資は行き渡らない。しかも追加救援物資はイスラエルの大規模な軍事作戦が目の前に迫っていてどうなるか分からない。

否、恐らくイスラエルは、ハマス殲滅を口実に、ガザ地区のパレスチナ人そのものを大量殺戮する軍事作戦を展開するであろう。

しかし、イスラエルがハマスとガザ地区のパレスチナ人を殲滅しようと試みても、第二第三のハマスがパレスチナ人の中から出現することは火を見るよりも明らかだ。

憎しみからは憎しみの、報復には報復の連鎖しか生まれないことを知るべきであろう。

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<10月20日に、鶏のもも肉を冷凍保存していたのを常温解凍して、フライパンで鶏の唐揚げを作った。唐揚げ粉は敢えて使わず、衣として使ったのは片栗粉のみ、味付けはシンプルに塩胡椒と醤油だけという工夫も何もない安直なもの。だがこれが結構旨かった。昼食のおかずとして出してみたが、うちの奥様にも好評だった>

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<同日夕方、今度はうちの奥様が紅玉を使ってアップルクランブルを作った。小麦粉に少し焦げ目が足りないと言っていたが、味はいつも通りで美味しかった>

イスラエルが今しようとしているのはジェノサイド(『集団殺害』或いは『集団殺戮』)そのもののように思える。尚かつ、どんな理由をつけて自己正当化を図ろうが、それが民族を根絶やしにするという悪意と憎悪によって為され、しかも欺瞞と嘘とを背景にしての所業ならば、これを『究極の悪意と偽善的行動』と言わずして一体何と呼べば良いのだろう。

今回の件でハマスがしたことは支持できないが理解することは出来る。一方イスラエルに同情はするが、ネタニヤフ政権とイスラエル軍に正義があるとは到底思えないし、賛意の念は微塵もいだけない。

しかし、どちらが正しくてどちらが間違っている、などと言う議論はしてもまったく意味がない。こんなことを繰り返しても何一つ解決はしないからだ。

いつまで双方ともこんな事を繰り返す積もりなのだろう。憎しみと報復の連鎖をいつまで続けるつもりなのだろう。

しかし、いつも遣られるばかりのパレスチナ人側には、この連鎖を断ち切る力はないと思われる。

これを解決するには、人権を蹂躙し迫害する側のイスラエルこそが、その考え方を改めるしかない。それには、自分たちは過去も今現在もパレスチナの民に対して加害者であったからこそ、今その報復として被害を受けていると考える冷静さが必要である。

本当にキリがない。だとしたら、今の流れを断ち切るには『対立』から『共存』へのパラダイムシフトしかない。それにはガザ地区やヨルダン川西岸地区の、パレスチナ人とイスラエル人を隔絶するコンクリートの壁をなくし、その後『民族間の融和』と『イスラエル人とパレスチナ人の共存・共栄』を図るしかない。

私は思うのだ。歴史的にはユダヤ人が先に住んでいたのかもしれない。しかしパレスチナ地方と呼ばれるエルサレムを含むこの地から追われて、二千年という長い年月流浪の民であったのはパレスチナの民ではなく間違いなくユダヤ人の方だ。それを20世紀半ばになって米国内のユダヤ系国民を背景とした独立支援と、当時委任統治をしていた大英帝国の妥協を受けて、この地に長い間住み着いていたパレスチナ人を追い出し、国際連合の『パレスチナ分割』決議を理由に建国を宣言したことかそもそのも誤記の指摘あり:2023/10/30 6:39修正) が、そもそもの紛争の始まりである。

これがパレスチナの民だけでなく、イスラエルが近隣諸国と対峙し、今に繋がる争いの絶えない中東諸国との関係を作ってしまった根源的原因だ。

これを根本的に解消しないことには何一つ先に進まない。それにはパレスチナ人もユダヤ人も自制しなければならない。そしてお互い謙虚になって相手の身になって考えることこそが肝要であり、今最も必要とされることであろう。

日本においても、1928年(昭和3年)に中国北東部において中国軍閥の張作霖爆殺事件を日本の関東軍が策謀し実行した黒歴史がある。その後日本人の駐留民保護を名目に関東軍は満洲を侵略し、清国の最後の皇帝、愛新覚羅溥儀を皇帝に据えて、満洲国という傀儡国家を樹立した。そうした事実を日本帝国は正当化しようとしたが、それが国際連盟のリットン調査団によって、日本の関東軍の謀略だったと結論付けられてしまった。そして国際連盟は関東軍の満洲からの撤退を決議したが日本はその決議に従わなかった。その時日本が国際連盟を脱退したのは歴史好きな皆の知るところである。

しかしその後の日本の末路は歴史好きでなくても誰もが知っている。そののち戦争に負けて、敗戦国としての戦後を今も送っているのは日本人なら誰でも周知の事実である。

イスラエルは日本のこの歴史から何一つ学ばなかったのだろうか。

日本は国際連盟から(満洲の権益こそ奪われはしなかったが)満州国の存在を否定された。一方のユダヤ人は国際連合の『パレスチナ分割』決議を理由に建国を宣言したという違いはあるかも知れない。しかし、満洲に住む中国人と、シリア・パレスチナに住むパレスチナ人の人権や財産や権益を蔑ろにして、不法占拠と侵略を長期に亘って続けたという事実は何一つ変わらない。

現実にもイスラエルのパレスチナ自治区の不法占領と侵略の期間は、現代における最長の不法占拠だと国際的には言われている。

ところでこの事実が厳然としてあるとしたら、人類は歴史から何も学べなかったことになりはしないだろうか。それともユダヤ人とイスラエル政府は、それでも自分たちを正当化し、これからもパレスチナ人を迫害して人権を蹂躙し続けるのだろうか。

私には懸念がある。

イスラエル vs ハマス(パレスチナ)、ロシア vs ウクライナ、中国 vs 台湾、日本 & 韓国 & 米国 vs 北朝鮮 & 中国 & ロシア。これらすべては繋がっている。

であれば、もしイスラエルが大規模軍事作戦を開始するなら、それを契機として第三次(大惨事)世界大戦の勃発に繋がりかねないと思うのだ。

何をバカなと思うかもしれないが、プーチンはその馬鹿なことを実際にしたではないか。人々があり得ないと思ったことは、実際には大いにあり得るし、現実として起こる可能性は高い。だから『まさか』は実際には『まさか』ではなく、『え〜マジかよ!』になる確率大。

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<2023/10/25 10:30 追記>

『テレ朝ニュース』によれば、イスラエルの国連大使がグテーレス事務総長の辞任を要求したらしい。「テロを正当化している」という理由によるものだ。

グテーレス事務総長は国連の24日の安全保障理事会で「ハマスの攻撃は理由なく起きた訳ではないと認識する事も重要だ」と発言し、安保理会合では、「ハマスの攻撃を正当化する事は出来ない」とする一方、「パレスチナの人々は56年間に亘り、息苦しい占領下に置かれてきた」とも指摘したという。

これは真っ当な指摘だと思う。だが、、、

イスラエルのエルダン国連大使は、「事務所長はテロを容認し、正当化している。事務総長は全ての道徳と公平性を失ってしまった」と反論して、グテーレス事務総長に辞任と謝罪を求めたという。また同日、イスラエル外相とグテーレス事務総長との会談もキャンセルしたことも明らかにした。

う〜ん、イスラエルの反論を聞いて、どこかで聞いたロジックだなと思ってしまった私である。プーチンロシアも、習近平中国も、金正恩北朝鮮も、皆押し並べたように自分たちを正当化する。だが現実を直視すれば、それは我々を騙しあざむく欺瞞行為そのものであって、バイアスの掛かった考えをもとに、事実を自分たちに都合の良い様に捻じ曲げ、あるいは覆い隠しているようにしか見えない。そうして自身を正当化している時点で、それは偽善であり虚偽の答弁であると言えよう。

私に言わせれば「だったらイスラエルの報復攻撃で、ガザ地区でこれまでに2,000人以上の子どもが死亡しているのは、テロと何が違うのか?」と、問い掛けたい。国連決議やオスロ合意を蔑ろにして、強大な軍事力を背景にパレスチナ人をその土地から追い出し、ユダヤ人の入植を続け、パレスチナ自治区の領土を虫喰いのように浸食している。

そうした紛れもない事実からすれば、自分たちを正当化しているのは、まさにイスラエルの方ではないか。

死亡者数の多い少ないではないという議論はあろうとは思うが、ハマスの攻撃で亡くなったイスラエル人は1,400人以上。しかもその死者数はこの一週間以上殆ど増加していない。

一方、イスラエル軍の空爆で亡くなったパレスチナ人は少なくとも5,000人を超えている。そのうちの40%に当たる2,055人(21日時点)の子どもが、この空爆で命を落としている。しかもその数は日々数百人単位で増加している。

・・・これらは紛れもない事実だ。これをイスラエルは正当化するのか!

この空爆と、イスラエルがテロだと主張するハマスの攻撃と、どれ程の違いがあるというのか?

私の目には、このイスラエル側の主張が、

「イスラエル人には人権と生存権はあるが、パレスチナ人にはない」

と、言っているようにしか映らない。

皆さんの目には、いったいどの様にこの現状が映っているのか、一度聞いてみたい気がする。

<2023/10/25 12:12 追記>

24日、イスラエルはガザ地区で400カ所以上を空爆したと発表した。この空爆でパレスチナの民が704人死亡し、305人の子どもたちが亡くなりました。

これでパレスチナ人の死者5791人の半数近くの、2360人の子どもたちが亡くなった事になります。

米国政府のこの事態を受けた対応は、偽善そのものだと私は思います。イスラエルへの配慮というか忖度が勝って、言っていることが矛盾しているからです。

この戦いの双方に、正義も大義名分もないと私は断じましょう。

08朝のヨーグルト.jpg

<10月21日、朝のヨーグルトには『最後の栗の皮煮』がトッピングされていた。しかしこのヨーグルト実は失敗作である。私はもう1年以上もヨーグルトを自作している。
ヨーグルトネタはフジッコの『カスピ海ヨーグルト』で、生乳は主に栃木牛乳か酪農牛乳(八ヶ岳産)を使っている。そしてこれまで一度もヨーグルト作りに失敗したことはなかった。
粘りのあるヨーグルトとその味は、プレーンヨーグルトとしては秀逸であり、これに季節の果物数種と、オリゴ糖と、エゴマ油と、黒蜜と、きな粉を入れると出来上がり。
しかし今回のヨーグルトは中途半端に固まってヨーグルトと言うよりはむしろ生乳に近い。どうも発酵の途中でヨーグルターのスイッチを知らぬ間に誤って押してしまったようだ。残念だが
『最後の栗の皮煮』だからそのまま頂く事にした!

栗なしヨーグルト.jpg

<追加画像:栗のトッピングはないが、我が家の朝食に添えるヨーグルトはこんな感じだ。粘り気のある自家製手作りヨーグルトに、安曇野産のブルーベリー、田辺農園のバナナ、リンゴ(信州安曇野産の『秋映(あきばえ)』)、きな粉、シナモンパウダー、オリゴ糖、エゴマ油が入っている。(今回平野商店の『桃太郎黒蜜』は掛けていない)
因みに今回はうちの奥様に「インスタ映えするように作ってくれ」と頼んだのだが、うちの奥様に美的センスがないのを改めて知った!
\( ̄∇ ̄)/

<おまけ>

メインブログでの公開でしたが、今年年頭に、千葉県の稲毛海岸や検見川浜、あるいは幕張海岸辺りから見た東京湾越しの富士山の夕景を写した写真と(いつもの私からぬ)短い文章で、記事を公開していたのを覚えていらっしゃる方も多いものと思われます。

そして今年もきれいな夕景が撮れる季節がやって参りました。

10月23日に今年第1回目の撮影に自宅から徒歩で行って参りました。総歩行距離20.8km、歩行時間4時間28分、平均歩幅78cm、総歩数31,326歩。結構歩いたように見えますが、私としては過重な運動とは捉えておらず、筋肉疲労が翌日まで残ることはほぼありません。

まあ40,000歩を越えると、さすがに足に来ますが、整形外科で診て貰ったり、整骨院や整体に通うことはまずありません。つまり鍛えています。

てな訳で、今年初めての成果を下記に披露(『疲労』ぢゃないよ(@^▽^@))いたしました。

ご笑覧あれ!!!

夕富士01.jpg夕富士02.jpg夕富士03.jpg夕富士04.jpg夕富士05.jpg夕富士06.jpg夕富士07.jpg

気が向いたら、こうした写真また公開します。

ではではご機嫌よう。

 


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U3

今日7回目の新型コロナウイルスワクチン接種してきます。
なお、インフルエンザ予防接種は今月初めに接種済みです。
by U3 (2023-10-24 07:16) 

Baldhead1010

素晴らしい夕景の富士ですね!

こんな景色が見られるのなら毎夕でも出かけます^^
by Baldhead1010 (2023-10-24 17:46) 

U3

7回目の新型コロナウイルスワクチンの接種を、昨日の夕方にして来ました。
夜半に筋肉注射した部位が傷み始めましたが、気になったり支障があるほどではない。
体温は平熱を0.6度上回っている程度の、36.7度。
でも今朝から何となくだるいし、少し吐き気もするので今日一日おとなしくしていようかな。
by U3 (2023-10-25 10:42) 

yoko-minato

本当に素晴らしい写真です。
こういう写真寝とりたいな~!!
ワクチン・・・ころなもインフルエンザも
打ちました。
今日は少しだるいです。
by yoko-minato (2023-10-25 12:31) 

U3

米国の声明が矛盾しているのは、『イスラエルを孤立させてはいけない』という、配慮があるからだという意見があるようです。
しかしこのまま殺戮が続けば、イスラエルは洋の東西も宗教の違いも越えて、世界から完全に孤立するでしょう。
だからこそイスラエルを擁護するのだと米国が主張するなら、それではイスラエルが本当に世界から孤立しますよと反論したいと思う。
米国は、国務長官が言った即時一時停戦の呼び掛けを、報道官があとで訂正するような姑息な事をしないで、正真正銘の即時停戦を呼び掛けるべきだと断言する。
by U3 (2023-10-25 12:32) 

U3

(2023-10-25 10:42) の記事で「痛み始めましたが」と記すべきところ、誤変換されたのに気づかず「傷み始めましたが」で投稿してしまいました。即刻訂正させて頂きます。
なお、ワクチン接種後の体調は副反応も軽く、今のところ落ち着いています。
by U3 (2023-10-25 12:38) 

Baldhead1010

ChatGPTに以下のように問うてみました。

Q:
いつも虐げられ、弱々しく見える者でも、あんまりだというような仕打ちを受けると、反撃することがあります。
これを、「窮鼠猫を噛む」といいます。英語ではどういう風に言うのでしょう。
また、イスラエルに対するハマスの攻撃はこれに当てはまらないでしょうか。

Ans:
「窮鼠猫を噛む」は英語で「A cornered rat will bite a cat」と表現されることがあります。
ハマスに関しては、この表現が適用されるかどうかは文脈によります。ハマスの攻撃については、政治的・軍事的な要因が複雑に絡むため、この表現を単純に適用するのは難しいかもしれません。一般的には、この表現は、虐げられた者が極限の状況に追い込まれ、最後の手段として反撃に出る場面を指すことが多いです。ハマスの活動や攻撃は、彼ら自身や他の政治組織に対する反抗という観点から評価されることがありますが、具体的な状況により異なる解釈がされることもあるでしょう。

また、Bardにも同じ問いかけをしました。

Ans:
英語では、A cornered rat will bite a cat. という表現がよく使われます。これは、追い詰められたネズミでも猫に噛みつく、つまり、絶望的な状況に追い込まれると、誰でも反撃する可能性があるという意味です。

イスラエルに対するハマスの攻撃は、この表現に当てはまるかどうかは、見方によって異なります。ハマスは、イスラエルによるパレスチナ人への抑圧に反発して攻撃を行っているとして、窮鼠猫を噛むという解釈もできるでしょう。しかし、ハマスはテロ組織として国際社会から非難されており、その攻撃は正当化できないという見方もあります。

以下に、イスラエルに対するハマスの攻撃を窮鼠猫を噛むという表現で説明する例文を示します。

"The Hamas attacks on Israel are a case of the cornered rat biting the cat."
"In a desperate situation, even Hamas will attack Israel."

なお、英語では、Despair makes cowards courageous. という表現もよく使われます。これは、絶望は臆病者を勇敢にするという意味で、窮鼠猫を噛むという表現と似た意味合いを持っています。
by Baldhead1010 (2023-10-25 14:11) 

U3

☆Baldhead1010さんへ
たぶんご理解頂けるものと思っておりますが、私はChatGPTやBardに質問してみるよりも、自分で色々調べたり見たりして、『自分なりの考えを出すこと』こそが大切だと考えています。
たとえそれが間違いだったとしてもです。間違えてそれを改めないな人なら論外ですが、私はそう人間ではありませんから。
生成AIは質問の仕方を間違えなければ、ほぼ正確な模範解答を返してくれますが、そこに『一個人としての個性や固有の考えや思想』はありません。
それは膨大なビッグデータなどから最大公約数的な解答を返しているからで、「だったらあなたはこの情況をどうしたいの?」あるいは「今をどう変えたいの?」という、一番大切な行動するための指針的結論が示されていません。
最後に考えるのは人間なのです。人間が結論を出すべきなのです。
それと私は、冷静な判断や論理的な思考は必要だとは思っていますが、感情を除外して考えることは不可能だし、感情なしに判断は出来ないだろうし、結論は出せないだろうとも思っています。生成AIに感情はありませんから、それは到底望めませんよね。
仏教ではどの宗派でも、瞋り(いかり)は人が厳に戒めなければならない『三毒』の一つと説いています。ですが私は、その瞋りでさえも時に必要だと思っています。ただし怒りに任せて事を為すのは間違いだとも同時に思っています。私には感情を優先して何度も過ちを犯したという自覚がありますから。
そうして誤った自分の行いを顧みた時、あそこでなぜ一歩踏み止まって、もう一度冷静に立ち返る時間を持てなかっのだろうと反省すると、謙虚な自分に戻れる気が致します。
人間に過ちは付きものですが、そこで反省できるかどうかで、その人の上辺ではない本当の価値が決まるのだと思っています。
このブログにも、自分の考えでない他人からの請け売りを自分の考えであるかのように偽って記事にしたり、余所から持って来たフェイクニュースを垂れ流すばかりでなくそれを改竄して記事にする人々は未だ後を絶ちません。
そして法律まで犯してもしらばっくれて平然としている人もいますし、開き直る人もいます。かの〇長先生のようにね。
今は言い逃れをして逃げ切ったと思っているそういった人達も、何れは裁きを受けるというのが私の考えです。(鉄槌を下すのは私かも知れませんが)
という訳で、Baldhead1010のコメントにあるように、

>ハマスはテロ組織として国際社会から非難されており、その攻撃は正当化できない

という見方や解釈はありますが、(私の意見としては、)それが例えテロ行為と見做されようが、イスラエルの無差別な400カ所以上の空爆よりも、ハマスが今回したことは遙かに人間として理解出来ると答えるしかないでしょう。
尚、イスラエルがこれ程に集中的かつ広範囲な空爆を実施している背景には、これから始まる大規模な地上作戦の前に地ならしをして置きたいという魂胆があるように思えてなりません。間もなく大規模なパレスチナ人の掃討作戦が始まる前触れだと私は睨んでいます。
果たしてそこに正義はあるのだろうか。24日の時点で、パレスチナ人の死者5791人の、半数近くの2360人の子どもたちが亡くなったという紛れもない事実に、果たしてイスラエル側の主張する大義名分はあるのだろうか。
事実を直視しそう考えた時、私にはイスラエルの考えや主張を、世界中の過半が受け入れるとは到底思えない。
by U3 (2023-10-25 16:19) 

tochimochi

アメリカのダブルスタンダードと偽善が明らかになったとロシアが言ってましたね。
どの口がと言いたいですが、今回はその通りだと思います。
戦争の連鎖を断ち切るにはどうしたらいいのか・・・。
by tochimochi (2023-10-25 16:34) 

八犬伝

綺麗な夕景ですね。
国連安保理における常任理事国の拒否権
これが問題なんですよ。
なくした方が良いのです。
この拒否権がある為に
いつも、先に進むことが出来ません。
国連改革が必要ですね。
by 八犬伝 (2023-10-25 16:53) 

U3

☆yoko-minatoさんへ
健康維持も兼ねて少し歩かなければなりませんが(10km)、こうした夕景を見られるところが近くにあるって幸せだと思っています。
インフルエンザ予防接種は10月4日に既に接種済みです。
本当は同時接種が良かったのですが、予約が取れなくて昨日接種した次第です。
腕の痛みは大分和らぎましたが、平熱より今1.1度体温が上がっている情況です。
by U3 (2023-10-25 18:12) 

U3

☆tochimochiさんへ
プーチンが言っていましたね。でも私、狂人や狂信者の話は聞かないことにしています(o゚▽゚)o
by U3 (2023-10-25 18:15) 

U3

☆八犬伝さん こんばんは。
本当は日の入りの20分前に海岸に着きたかったのですが、コンビニ探しで手間取ってしまって、日没直後の到着となりました。( ̄∇ ̄)エヘッ!

国連改革は不可能でしょう。拒否権という権利を常任理事国が手放すとはとても思えません。
by U3 (2023-10-25 18:18) 

ma2ma2

これだけのボリュームの天丼は食べきれないです。
ちなみに車はヤリスです。
by ma2ma2 (2023-10-25 18:47) 

U3

☆ma2ma2さん こんばんは。
ヤリスでしたか、記憶違いですみません('-'*)
by U3 (2023-10-25 19:25) 

拳客

きな臭い事ばかりでいやですね。
by 拳客 (2023-10-25 19:58) 

U3

☆拳客さん こんばんは。
きな臭い事ばかりですが、目を逸らさないで事実だけを見ていようと思います。
by U3 (2023-10-25 20:24) 

まるたろう

素晴らしい夕焼けですね、なかなか自分では撮れませんので、
写真を堪能させて頂きました。
by まるたろう (2023-10-25 20:51) 

pn

長えっすよ、斜め読みですみませんm(_ _)m
自分の意見としては戦争には正義も悪も無いのでなんとも言えませんが、共存出来たら、いや共存しようって気にもなれないのがあそこら辺の事情なんだろうなと。
なんにせよ戦火が広がり始めているのはいただけないですね。
by pn (2023-10-25 20:53) 

U3

☆まるたろうさん こんばんは。
近くにこんなロケーションの場所があったら良いですね。
私は昨年偶然ここを見つけたんですが、地元の人は当然知っていて、晴れた日の夕方になると海岸に自然と人が集まってきます。
皆活き活きした顔で夕陽が沈むのを見守っている光景は壮観ですよ。
もし機会があったら、是非一度稲毛の浜に遊びに来て下さいね。
by U3 (2023-10-25 22:23) 

U3

☆pnさん こんばんは。
たとえ斜め読みでもしっかり要点は押さえて、pnさんの意見をコメしているじゃないですか。私はそれでいいと思っています。
ところで私の長文癖は昔からです。今更変えられないので悪しからず\(*´∀`*)/
by U3 (2023-10-25 22:27) 

Enrique

歴史的背景からも大凡ご意見同意です。
少しでもパレスチナを擁護すれば「テロを認めるのか!」と,イスラエル派が騒ぐ。強大な軍事力の前にはテロしかないでしょうに。
今回の紛争の直接の背景は知りませんが,武器の供給はどうなっているのでしょう?いつもの事ながらバックで戦争屋が儲けているではないかと。どちらの宗教も相手を殺して良いとなっているところが我々の感覚と異なるところでしょう。本来なら,どちらにもわだかまりが少ない日本あたりが仲介できれば良いのですが,アメリカの顔色をうかがうと出来ないと。
by Enrique (2023-10-26 07:06) 

U3

☆Enriqueさん こんばんは。
イスラエルはハマスをナチだと決めつけていますね。
ロシア・プーチンが、ウクライナ人とゼレンスキー大統領をナチだと言ったのを思わず思い出しちゃいましたよ( ̄∇ ̄)
それにしてもイスラエルは完全に国連を敵に回しちゃいましたね。
外務大臣が事務総長に「野次を知れ!」と激昂して言い放ったあの映像を見て、イスラエルの外務大臣は何と愚かなのだろうと思いました。少なくとも外交を知らない人物が、外務大臣をしている訳ですから。
by U3 (2023-10-26 21:16) 

Ten

<2023/10/25 10:30 追記>の33行前、誤記でしょうか。
正:建国を宣言したことが、そもそもの紛争
誤:建国を宣言したことかそもそのも紛争

夕景と、あなご天重、良かったです。ありがとう御座います。
by Ten (2023-10-29 23:29) 

U3

☆Tenさん こんにちは。
ご指摘を頂きありがとうございます。
さっそくで修正させて頂きました。
長い拙文を丁寧に読んで頂いたことを深く感謝いたします。

夕景は何れまた掲載させて頂きます。穴子天重は量が多いため、普段小食の方であれば、少々キツいかもしれません。
でもタレも含めて、味は申し分なしです。
by U3 (2023-10-30 13:29) 

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