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総じておバカな国民に告ぐ!<Volume.1> [迷える人々へ]

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<2023/10/26 16:47 残念だがこの日の夕刻、東京湾越しに富士山の姿を見ることは能わなかった>

別に不安も驚きも恐れすらも感じてはいないが、世界は崩壊あるいは破滅への道をひた走っているように思えてならない。つまり人類滅亡の時が迫っているというような、・・・そんな気がするのだ。今は明らかにしないが、私のこの感覚には、漠然とではなく明確な根拠がある。

しかもそれは、戦争の度に繰り返されて来た、破壊の後の復興あるいは再生というシナリオなど一切ない、地域限定的、または大規模で広範囲な国家群の瓦解、もしくは崩壊、あるいは文明そのものの消滅を意味しているようにも思える。歴史上消えた国家も文明も無数にあることを忘れてはならない。

であるならば日本国という国家も日本人という民族も、未来永劫続く訳ではないと知るべきだ。

たとえ日本という国家あるいはその概念が、神話の時代から数えてこれまでに2683年以上存続して来たとしても、令和5年の今この時以降も永遠に存続することなどあり得ない。理性ではそう分かっていても、感情的あるいは感覚的にはそうであって欲しくないという願望の方が勝ることも当然あるであろう。しかしそれは幻想なのだ。

人々とは気休めの嘘にすがり、己にとって都合の悪い事実には目を背けたくなるものなのだ。

恐怖という言葉に人々の大半はマイナスなイメージを持っている。だが恐怖がもたらすものは悪しき面もあれば良き面もあり実に様々だ。

もし自分が何かに不安や恐怖を感じているのだとしたら、それにただ怯えているだけなのか、それとも、その事象がもたらすものを克服しようと人一倍努力するかによって、自ずとその答えは変わってくるように思える。これは賢かろうが愚かであろうが皆同じなのだ。

だから、愚か者ほど恐怖を感じないというのは嘘だと思う。

愚か者は今起こっていることの正体が、いったい何であるのか理解できないからこそ不安を感じ、その結果として恐怖を感じるのだ。糅てて加えてそれを根源的に解消する術を知らない。だから見て見ぬ振りをして現実から逃避するのだ。まあだから愚か者なのだが。

同様に賢い者も恐怖を感じはするが、恐怖の正体が分かっていさえすれば、しかもそれを克服する知恵と能力さえあれば、恐怖は薄らぐことはあるだろう。

しかし生きている以上、絶対的に不安や恐怖を感じない人などいない。

たとえば貴志祐介の小説である『悪の教典』に出てくる主人公、蓮見聖司のような他人にまったく共感できないサイコパス(反社会性人格障害者)でもなければ、基本的にはそうだ(得体の知れない事象に対し不安と恐怖を感じてしまうものだ)と言えよう。

だが一つだけ言えることがある。

希望を失わず、恐怖に耐え、それを克服した者だけに未来はある。

もし仮に全てを失ったとしても、再生の道は必ずあるのだ。

ところで私は、冒頭で「私のこの感覚には、漠然とではなく明確な根拠がある」と述べたが、その根拠を一つだけ種明かししよう。

それは『生成AI』の誕生とけして無関係ではない。・・・理解できたかな?!

<続く>

次回以降は未定だが、もしそれがあり得るのだとしたら、本当に久し振りではあるのだが、『政治の話』を中心に、それが『私たちの生活』とどう関わって来るのかという事柄について語ってみたい。

当然ながら、緊迫の世界情勢と日本への影響についても言及したいと考えている。

題名は今のまま『総じておバカな国民に告ぐ!』で、変更はしない。

しかも顰蹙承知で<シリーズ化>まで考えている。

なにしろシニカルささえ排除した、表裏のない正義・正論おバカな『直言居士』だから( ̄∇ ̄)

<おまけ>

05_11月1日の夕日とシルエット富士.jpg

<11月1日の日没時、東京湾越しに久し振りにある現象を捉えることができました。西の空に太陽が沈んだ直後、富士山の後方、つまり東の空に反薄明光線が影のように放射されていたのです。日中の最高気温が夏日になる陽気で、空気中の水蒸気が未だ多いために遠くが霞んで見えますが、これから12月1月と寒さが増すようになれば、空気は澄み富士のシルエットも一層くっきりと見えるようになります。そうなれば反薄明光線もよりくっきりと遠くまで届くようになります。
この日、東京湾の海上に浮かぶように見えた富士山のシルエットと太陽光の残滓、それはとてもとても美しい光景でした。この後、電動アシストなしの時代遅れのママチャリを漕いで、薄暮の中を夜陰と追い掛けっこをするように急ぎ帰途に就いたけれど、検見川浜と幕張海岸を繋ぐ美浜大橋の上から、飛ばしに飛ばして35分ほどで帰宅してしまった私です。今までの最短記録達成の瞬間である。因みに一夜明けた11月2日の昼になっても筋肉痛は一切ないし、これからも恐らくはないだろう。近頃の私は肉体的にも精神的にもタフだ!(*´∀`*)>

<2023/11/03 21:56追記>

任命責任どころではない。岸田総理の人を見る目の無さは底無しのようだ。

柿沢未途議員は、以前から問題児だった。身辺調査などまともにしていないとしか言いようがない。<前科>があるのにこれも知らないで法務副大臣に任命したの? その記事はココをクリック。

加藤鮎子こども相も能力不足&勉強不足で、これで果たして適材適所と言えるのだろうか?

立民の蓮舫議員の質問にまともに答えられなかったし、再三の質問にまともに答えられず、答弁できない加藤こども相に代わって答弁した武見敬三厚労相も、(官僚の耳打ちアドバイスがなければ)詳細な内訳を答えられず失笑とヤジを買った。その記事はココをクリック。

どうでもいいけど、こんなのしか自民党には人材がいないのだろうか? それに毎回毎回「当人に説明責任がある」って岸田総理は言ってるけど、一度だって&誰一人まともに説明責任を果たした議員はいません。

岸田総理大臣殿、貴殿はあまりにも国民を馬鹿にしていないか!


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Enrique

生成AIの誕生がキーとおっしゃっていますが,これは何も最近誕生したものではなく,単に一般人に使いやすくなって大騒ぎされただけのものです。一次二次ブームの時よりは影響大きいのかもしれませんので,あるいはそれがキーなのかもしれません。今後の解説を期待します。
どうでもいい事ですが,二重鉤括弧が気になっており記事にしました。
by Enrique (2023-11-03 06:36) 

U3

☆Enriqueさん&皆さま、こんにちは。
確かに生成AIは最近開発されたものではないですが、これがキーになるのは間違いがないと考えています。
それと量子コンピューターが実用化して、生成AIを包括した超高度AI(これはあくまで概念であってそんなものは現時点では存在しませんが)と結びついた時が、『シンギュラリティ元年』だと思っています。つまり「2045年」を前に、技術的特異点は到来すると私は信じています。
Enriqueさんは当然ご存じでしょうが、知らない方のために、以下簡潔に説明だけしておきます。

シンギュラリティとは、「技術的特異点(Technological Singularity)」のことを指し、「人工知能(AI)の知性(性能)が地球上の全人類の知性を超える時点」の意味で使われています。

これが何を意味するのか? それによって我々の実生活や環境がどの様に変わるのか、またその変革を実感する前に、我々人類は一体どうなってしまうのか、その近未来予想図を描いてみようという(ある意味壮大な)お話です。つまり限りなく現実に近い、近未来のサイエンス・ノンフィクションのお話をしようと考えています。
そしてそれが今回のテーマとなります。
でも1回の記事で、今までのような長文は書かない積もりです。
あくまで現在進行中の、プライベートなお仕事優先で進めさせて頂きます。つまりその合間に書こうと思っているので不定期更新でもあります。
ですからあまり期待しないで、次回の記事を待って頂けると、大いに助かります(*´∀`*)

それと、Enriqueさんご指摘の『『二重括弧』』は意味のないもので、書いた当人が気づかずそのまま公開したものです。(これは<言い訳>ですが( ̄∇ ̄)、何しろ一気呵成に書いたものではなく、ライフワークの合間合間に細切れで書いているもので)それで先ほど削除しました。
by U3 (2023-11-03 12:17) 

Baldhead1010

世界的な恐竜化石の権威、北大の小林快次教授が言ってましたね。
「人類は間違いなしに絶滅する!」それも己の知恵に溺れて。

空気が澄んでくると薄明光線も反薄明光線もくっきり見えだしますが、その元となる積乱雲の出現が少なくなるので頻度は落ちますね。
by Baldhead1010 (2023-11-03 20:33) 

Enrique

『『 』』は二重の間違い(四重鉤括弧?),それはケアレスだと思いますが,いきなり『 』(これを二重鉤括弧と言います)も間違いです。これを指摘した積もりです。
シンギュラリティという言葉も時々使われますが,言葉自体が大仰ですね。

by Enrique (2023-11-03 21:40) 

Enrique

当方の記事にも追記しておきました。
by Enrique (2023-11-03 22:16) 

U3

こんばんは。分かりにくい書き方だったので誤解を招くと思い、拙コメントを二度削除して、再々度Enriqueさん充てにコメントしています。貴コメントと前後して時系列がめちゃくちゃになって申し訳ありません。
尚、貴兄の上記コメントにある「タンバリン」と同じとは考えていませんでした。私は『原稿の書き方』という文章の書き方を、文法と慣用的な用法の両面から解説した新書に準拠して文章を書いています。
以下、貴兄への返信です。
ご指摘ありがとうございます。
以下は、拙ブログにEnriqueさんのコメントへの返信コメントとして書き込み済みの返信コメントとなります。(多少内容は異なります)
私の勘違い(あるいは『間違い』)はご指摘いただいた通りです。貴兄は正しい指摘を為されたと思っています。
しかし私なりの考えがあり、敢えて『二重鉤括弧』を『単独』で使っていますので、下記の内容をご一読ください。それで納得頂けるかどうかは分かりませんが、私なりの回答ですので了解願います。

>いきなり『 』(これを二重鉤括弧と言います)も間違いです。これを指摘した積もりです。

とありますが、括弧()あるいは鉤括弧「」の中に更に区別(あるいは協調)したい部分がある場合に、更に入れ子で二重鉤括弧『』を入れる原則は私も重々承知しています。
しかし鉤括弧「」ではなく、いきなり二重鉤括弧『』にする(単独で二重鉤括弧『』を使う)ことは、けして間違いではないと私は考えています。
そもそも括弧とは<特定の文字・語句・文などを囲って他の部分と区別する記号>のことを指しているものと私は認識しています。そして通例の用法としてはEnriqueさんのご指摘通りです。しかしそれが絶対(の用法)だとは私は考えていないのです。私の用法では、慣用される用法であっても、文法として絶対守らなければならないものでなければ、ある程度柔軟性を持たせても構わないと思っています。
(今回は間違えましたが)ですから、鉤括弧「」よりもさらに強調したい場合、(『いきなりステーキ』ではなくて)いきなり二重鉤括弧『』を使います。
通例では括弧()あるいは鉤括弧「」で括って他の部分と区別し、その括弧()あるいは鉤括弧「」の中で、更に強調したい部分を入れ子にして二重括弧『』で括るという使い方をします。それが慣用的な用法と認識しています。しかし私は単独で二重鉤括弧『』を使っても些かも問題はないと考えています。
それと鉤括弧「」は小説などでは会話の部分を他の文字列と区別・強調する意味でも使っていますが、それ(会話文)と混同しないように、意図的に二重鉤括弧『』にしているという側面もあります。
ですから通常の使い方からすれば、確かに正しいご指摘とは思いますが、私がこの表記を変える積もりはありません。ゴメンなさいね。
以上です。
by U3 (2023-11-03 23:24) 

Enrique

当方は『』しか使わない方の理由が知りたかったので,「分かった上でやっているので変えない」ということならば異議ナシ。ただし当方は小学校で習った通りの事をし続けます。

「反薄明光線」の件。何分光は直接目に入らない限り見えませんから,遠くから太陽光線が線(Ray)の様に見えるためには,光を散乱する空中のチリか細かな水滴(水蒸気が露点に達したもの)か氷粒かがなくてはなりません。一方,ご指摘の様に,遠くから見えるためには,「空気が澄んでなければいけない」という,矛盾した条件が必要です。その意味で,この様に見えるというのは貴重な条件でしょう。

何分気象条件は複雑ですから,どうにでも言えてしまいますが。
by Enrique (2023-11-03 23:42) 

U3

☆Baldhead1010さん、並びにEnriqueさん こんばんは。
反薄明光線へのコメントありがとうございます。
反薄明光線とは、日没前の太陽が雲に隠れている時、雲の切れ間あるいは端から光が漏れ、太陽と正反対の方向に光線の柱(光芒)が放射状に収束して見える現象ですが、太陽の周囲にできる薄明光線とは逆になるので<反薄明光線>と呼ばれています。裏後光(うらごこう)、裏御光(うらごこう)とも呼ぶそうです。
富士山のシルエットが反薄明光線になるのは、富士山のシルエットそのものが雲と同様の役目を果たして、尚かつ富士山の山容より更に高いところに存在する高層雲などに反薄明光線が影のように映って見える現象だと私は理解しています。
富士山の反薄明光線は影のように見えることから<影富士>とも呼ぶそうです。そしてこの写真の場合は、雲はないのですが低層を水蒸気が覆い尽くして、富士山の標高より高層には、水蒸気のよるものと思われる薄い雲しかないため、ぼやけた反薄明光線となっています。
それと、本文では、
>これから12月1月と寒さが増すようになれば、
>空気は澄み富士のシルエットも一層くっきりと見えるようになります。
と記しましたが、12月になると太陽の消失点(日没の位置)が南へ移動し、富士山から随分と距離が離れてしまうので、恐らく反薄明光線は見られなくなるものと思われます。(昨年撮った写真で確認しました)
因みに昨日(11月4日)の4時45分くらいに曲がりなりにも反薄明光線を視認しましたが、季節外れの夏日で空気中に水蒸気が充満していて、富士山の山容はおろか、手前に見えるはずの伊豆の山々、箱根の山々、丹沢山系すらまったく見えませんでした。ぼやけた反薄明光線が微かに見えて、「ああ、あの影の収束点に富士山が本来はあるのだな」と、分かる程度でした。
by U3 (2023-11-04 00:49) 

U3

☆皆さまへ☆
大相撲の元大関の、朝潮関(本名:長岡末弘さん)が亡くなられたそうです。大相撲にはちょっと縁があってよく見に行きましたし、朝潮関の現役時代を知っているし、生で見たこともあります。
その朝潮関ですが私と同い年でした。
ところで同年生まれには名の通った方が大勢おられます。
桑田佳祐、笑福亭鶴瓶、大地真央、長渕剛、役所広司、大友康平、竹中直人、村上弘明、榎本孝明、田中康夫等々、多士済々です。
私自身は凡庸ですけどね( ̄∇ ̄)
by U3 (2023-11-04 01:13) 

Baldhead1010

朝潮関のご逝去、地元の人間としては残念に思います。

皆から「大ちゃん、大ちゃん」と親しまれていただけに。

朝青龍からは弔慰の発言があるのかな?
by Baldhead1010 (2023-11-04 06:53) 

Baldhead1010

運がよければ一日に薄明光線、反薄明光線は日の出前、日没後の二回見られますよ。
by Baldhead1010 (2023-11-04 06:57) 

お散歩爺

東京湾の夕焼けは綺麗ですね。
爺のインフルエンザ予防接種は今月の中頃です。
世界は崩壊あるいは破滅への道をひた走ってるのは本当ですね。
地球は色んなガスで年々包まれて温暖化しています。それに戦争で
地球自体が壊されて更に膨大に増えた人間のせいです。
by お散歩爺 (2023-11-04 09:04) 

okko

本当に素晴らしいお写真、感服いたしました。
by okko (2023-11-04 15:27) 

まるたろう

朝潮関、自分は現役時代応援していたので、残念です。
by まるたろう (2023-11-04 17:06) 

U3

☆Baldhead1010さん おはようございます。
大ちゃんが現役の頃、当時の高砂部屋が近くにあったので、よく見学に行きました。朝青龍はどうでしょうね。恩義とかあまり感じられない人のように思いますが、、、。
こちらは日の出前の薄明光線は、自宅からはマンションの影になって見られません。だから夕陽を見に稲毛海岸まで行くんですけれど。
by U3 (2023-11-05 10:32) 

U3

☆お散歩爺さん おはようございます。東京湾の夕日最高です!

>地球は色んなガスで年々包まれて温暖化しています。
>それに戦争で地球自体が壊されて更に膨大に増えた人間のせいです。

その通りだと思います。異常気象とは言いますが、皆人類が作り出した人為的な環境の変化によって生じたものだと思っています。
by U3 (2023-11-05 10:36) 

U3

☆okkoさん おはようございます。
ただ単に、運が良いだけのことです。
by U3 (2023-11-05 10:38) 

U3

☆まるたろうさん おはようございます。
大ちゃんの、あの笑顔が良かったですよね。
by U3 (2023-11-05 10:40) 

U3

☆皆さまへ2☆
またブラウザの調子が悪くなりました。
ページが開けなかったり、コメントが書き込めなくなったり。
誰かがまた私に対し攻撃を仕掛けているのかも知れません。
・・・・解析ソフトを立ち上げて、あやしいログをキャプチャして調べてみるか。
by U3 (2023-11-05 10:44) 

せつこ

こちらにも富士山、良い写真ですね。
by せつこ (2023-11-07 12:04) 

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