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転倒無視の産婆 [号外]

久々の富士山シルエット.jpg

<2023/12/04 16:50 夕映えに富士のシルエットがくっきりと見えた。一日が終わろうとしている>

上記の写真を撮った帰り、日没後の街灯もない暗い道をママチャリで走行中チュウたこかいな。

わたくしめ突然現れたマリンスタジアムのイルミネーションに目を奪われ、不覚にも脇見運転なぞしてしまいました。その結果、ブラインドになっていた金属製のポールにものの見事に激突転倒しちまいました。

これが自転車じゃなくて自動車だったら、自分の怪我だけじゃ済まなかったかも!

完全に横倒しになってしまったので、地面を足元に見下ろすのではなくて、目の前に舗道ブロックを横向きに見ることになりました。というよりヘルメットしていなかったら、頭打ってたかもってレベルで勢いよく右斜め前方に放り出されるように、横倒しに転倒したのでありまする。

転倒して数秒間は、倒れたまま動けず気も動転していて、内心「ヤベえ、人に見られたら恥ずかしい」と思ったが、起き上がって周りを見るとマリンスタジアムの正面口なのに誰も見当たらなかった。

それからおもむろに起き上がって、まずその場で右足の膝が痛いのに真っ先に気づく。しかしズボンのほつれは殆どなく裂けてもいない。グローブを嵌めた左手の親指も舗道に手をついた時に痛めてしまったことに気づいた。

次に自転車を見たけど取り敢えず走行に支障はない模様。

だからその後幕張のCAINZで買い物予定だったけど寄らずに17:30過ぎに家に帰着した。

自室に戻ってからグローブを脱いで、痛みが引かない左手親指を見たが内出血はしていない。

次に長ズボンを脱いで膝をチェック、、、、アチャ〜やっぱりズル剥けだった( ̄∇ ̄)


膝の擦過傷1.jpg

こんな感じで皮が剥けておりました。でも擦過傷で表皮がズル剥けしただけ。裂傷ではないので見た目ほど痛くはない。ヒリヒリする程度で私的には怪我の内には入らない。


膝の擦過傷2.jpg

むしろ左手親指も右膝も打撲の度合いがどの程度なのか心配。

取り敢えずオロナイン軟膏を塗って、防水パッドを貼っておいた。

膝の擦過傷3.jpg

あすの朝になっても痛みが取れなければ病院に行こうと思う。

ではでは皆さん、脇見運転にはくれぐれもご注意ください。(^.^)/~~~

<2023/12/05 11:12 追記>

一晩経って、痛みは未だあります。ですが病院に行くほどではありません。

血が滲んでいるのが分かるかな.jpg

右膝に貼った、防水パッドに多少血が滲んでいるところを見ると、(膝は可動部なので)治るのには暫く時間が掛かるでしょう。

<2023/12/05 16:33 追記>

夕方になって痛み具合を確認したところ、右膝の擦りむいたところではなく膝蓋骨真下の脛骨上部の打撲の傷みが引いていません。軽く押しても痛いです。

それでも腫れてはいないので骨に異常はないと素人判断しています。小さい頃から怪我が多く骨折も何度かしており、自慢できることではありませんがこうした怪我の経験は豊富です。

五十代初めには、椎間板ヘルニアと腰脊柱管狭窄症の同時発症で、横になることも歩くこともままならず緊急手術をしたりと、その後も随分と整形外科にはお世話になっている所為か、素人とは言いながら的確に症状は把握している積もりです。

その経験からすると、今回は軽度ですがこの痛みは暫く続くだろうと判断しています。とは言っても病院に行ってもレントゲンを撮って「骨に異常はありませんね」で終わって、たぶん湿布と痛み止めの飲み薬くらいしか処方されない可能性大なので行かない予定です。

自転車は暫く無理でしょうが、騙し騙しウォーキングは再開したいと思います。

<2023/12/06 3:46 追記>

今思い起こしてみると、私はその瞬間に一体何が起こったのかを理解していたように思います。

だから咄嗟に防御姿勢を取った。ゆえにこの程度の怪我で済んだのだと思う。そこにポールがあることは何度もそこを通っているので無意識にも体が覚えている。しかしあの瞬間だけはイルミネーションに気を取られて失念してしまった。ただそれだけのこと。

しかも当たり所が良かったというか不幸中の幸いというか、車止めのポールと足や体が直接接触しなかった。何と前輪タイヤがポールと衝突したのです。しかも円形のポールだったのでそのショックがダイレクトに伝わらず、ハンドルステムごとフロントフォークが左方向に瞬時に回転し、前へ進もうとする運動慣性力が瞬時に削がれた。それで体が前方(進行方向)に放り出されることなく、フロントフォークが曲がった(回転した)左側にではなく、右に車体が傾いて(頭に思い浮かべればその情況がよく分かると思います)、舗道に勢いよく叩きつけられるように、自転車と一緒に横倒しに転倒したということのようです。

しかも無意識に右手で上体と膝と肘を庇い、自転車の車体に巻き込まれないように転倒の瞬間まで左手でハンドルを握っていた。だからサドルだけすこし傷ついたけれど腰も打っていない。それはあっという間の出来事だったけれど、そうした防御態勢を無意識に取ったことで、ズボンの右膝や上着の右袖が破れることもなく、自転車の損傷も殆どなかったということのようです。

ただ咄嗟のこと、且つあっという間の出来事だったので、右膝は完全には庇えなかったということなのだと思います。左手の親指が当初結構痛かった理由も、それで説明がつきます。

先ほど脚の痛みで起きて、今これを書いています。結構寒い。これからトイレに行って、それから風邪を引かぬように布団に包まって朝まで微睡むつもり。

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ところで前記事の「君子危うきに近寄らず」ですが、(若干意味は違うが)同じような意味合いで使われる格言に「李下に冠を正さず」があります。

前者は、「徳のある人(人格者)は、危険なところには自ら近づこうとしない」という意味で、後者は、「人に疑いを掛けられるような行いは避けるべきである」という意味で使われます。そしてどちらも中国の故事に由来していると思われ勝ちですが、実は「君子危うきに近寄らず」は中国の古典にはないことから、その由来は未だハッキリとしていないようです。

なお、「李下に冠を正(整)さず」の出典はやはり中国で、「『古楽府』君子行」が、それに当たります。同じ意味で使われる諺は洋の東西を問わずあるようです。

しかし剥き出しの悪意が蔓延るネットでは「火のないところにも煙は立つ」のが現状です。

たとえ人徳者でも、人格があり品性が良いとされる人でも、いつその様な標的にされるか分からないのが現代社会です。これは明らかに<SNS>の看過出来ない欠点であり弊害ですが、それを防ぐ手立ては今のところ存在しません。

しかしそれに恐れることなく、「自分が正しいと思うことは決然として行うべき」というのが、私の基本姿勢です。

<言論の自由>とは、正しい(公正な)考えや判断に基づいた発言のみに許される権利です。今SNSに蔓延っているような、詭弁や、嘘や、欺瞞的発言に自由はありません。そしてそれら悪意によって為された、人を貶める発言は時に法に触れます。


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