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総じておバカな国民に告ぐ!<Volume.4> [迷える人々へ]

鵜鵜鵜鵜鵜.jpg<2023/12/03 13:27 数千羽の鵜が、海上すれすれに群れをなして移動していた。背景に見えるのは建物ではなく、沖合2kmほど先に浮かぶ巨大な船だが、その複雑な船形を見れば明らかに陰謀論者の「お山の大将」が大好きな「豆腐船」ではない。もう数ヶ月もほぼ同じところに停泊し、毎日少しずつ北西に移動しているように見受けられ、船上には居住空間だと推測される幾つかの建屋まである。
翌日の午後2時から夕暮れまで、富士山を背景にこの船舶をずっと観察していた(その時の夕景写真は前記事『転倒無視の産婆』の冒頭に記載している)が、2機のバックホーらしきパワーショベルというか、グラブバケットなどがせわしなく動いて、土砂運搬船らしき平べったい船舶が横付けされて、そこにバケットが海底の砂もしくはヘドロらしきものを移動している様からして、2機のバックホーを積載した台船形状の浚渫船(しゅんせつせん)ではないかと思われる。
だから何かの調査船あるいは海上設置物(たとえば「航路灯標」など)の建造船ではない。下にその拡大写真を掲載しておくが、もし分かる人がいれば教えて欲しい。ちなみに「Google Lens」では特定出来なかった。停泊する場所は、幕張海岸の南西沖である>

〇〇船.jpg豆腐船ではない!.jpg

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前回の記事で、今の日本人に一番足りないのは<覚悟>だと述べた。

だが肝心要なことを書いていなかったので冒頭に記す。それは日本人の中で一番<覚悟>が足りないのは、現総理大臣である岸田文雄だという事実だ。だから不祥事や公約にない突然の防衛費の増大とか社会保障費の見直し等々、その他諸々の事案・法案の唐突な閣議決定について説明責任を果たさない。国会でも圧倒的に説明不足。のみならず相次ぐ閣僚の辞任・罷免でも、その任命責任を果たさない。事実と異なる施政方針演説を公然と言い放つ。(防衛費の概要・内訳そして財源をどこに求めるのか?、大阪万博等の開催費用総額などの概要とその財源を示さない等々、枚挙に暇がない)だからその一挙手一投足は言うに及ばず、政治家として一番大切な発言すらもまったく重みがない。

ゆえに増税メガネ」とは、そうした岸田総理の欺瞞的政治姿勢を揶揄した国民の総意、つまり民意を如実に反映したものと言えよう。だから内閣支持率の低下に歯止めが掛からない。

糅てて加えて、自民党のお家芸とも言える(裏金作りのための)政治資金パーティーでは、政治資金規正法に触れるキックバック(裏金)問題まで発生している。

ところで私が知る限り、「政治資金パーティー」≒「裏金作り」って、今から30年以上前から、政治に疎いあるいは関心のない庶民ですら知っていた、「セイジ的常識」でした。だから何を今更という感じではあります。因みに「政治資金規正法」はザル法です! 政治家が自分たちに甘いからこんな法律が平然と罷り通るのです。

因みに、総務省のHPを見ると「政治資金規正法」の趣旨・目的として、

政治資金規正法は、議会制民主政治の下における政党その他の政治団体の機能の重要性及び公職の候補者の責務の重要性にかんがみ、政治団体及び公職の候補者により行われる政治活動が国民の不断の監視と批判の下に行われるようにするため、(1)政治団体の届出、(2)政治団体に係る政治資金の収支の公開、(3)政治団体及び公職の候補者に係る政治資金の授受の規正、(4)その他の措置を講ずることにより、政治活動の公明と公正を確保し、もって民主政治の健全な発達に寄与することを目的としています。

と、書かれています。
これがこの法律の趣旨・目的であれば、<政治資金収支報告書>の内容に事実と異なる記載、あるいは虚偽記載があり事実が明白に示されない現状からすれば「政治活動が国民の不断の監視と批判の下に行われるようにする」という本来の目的は達成されていない訳です。そのこと一つをとっても、この法律はとうに形骸化していることが(あの自己正当化の権化:「自称ストイックな寫眞馬鹿」でもない限り)分かると思います。

そして特捜部が立件できなければ、(否、立件しようとしても)これも検事総長と次長検事と検事長の任免権を持つ内閣(≒総理大臣)によって、これまで通り有耶無耶にされる可能性は高いのかもしれない。こうしたことに限らず、岸田総理は、子息翔太郎氏への超親バカ振りを見るまでもなく、おしなべて身内(自民党議員並びに自派閥議員)には極めて甘い。

このように、岸田文雄には一国の長としての総理大臣という覚悟がない。だからこそ、自分たちにとって都合の悪い事実を、素直に認め自ら襟を正そうという方向にけして向かうことはない。その結果、当然の成り行きとして、自らに都合の悪い事は責任を転嫁するか、転嫁先が見つからない場合はシラを切るか、はたまた国民の眼が他に向かうよう画策して、いつの間にか有耶無耶にする。

という訳で毎度の事ながら、とどのつまりは隠そうという方向に向かわざるを得ない。

岸田総理に限らず、このように日本人の臭いものには蓋体質は、救い難いほど日本を蝕んでいる。

日本人は自分の尻に火が点かない限り、おしなべて見て見ぬ振りをし続けるんだろうな。

否、仮に尻に火が点いたとしてもその消し方も知らず、ただ右往左往して傷口ばかりが広がるのだろう。

なにしろ集団の中でないと生きられないと思い込み、そこに居さえすれば安全だと錯覚するほどアホで、当然ながら極めてお仲間意識が強く、ゆえに組織に対する依存心が異様に高く、自己の所属する集団に一切疑問さえ持とうとしない考え無しばかりで溢れている。

まあそれも致し方が無いだろう。それこそ幾つになっても「自立」の意味さえ分からないお子さまばかりの日本人なのだから。

・・・そう思った私です。

SAILING.jpg

<2023/12/03(日) この日は風が強かった。カモメは風上に向かって上下前後左右に揺れながらも、ほぼ同じ位置でホバリングしていました>

ああ、いつになったらシンギュラリティについて語ることができるのだろう。。。


次回は「あの人たち」を題材に、とかくメダカは群れたがるをテーマに書こうと思っている。延いてはそれが日本人の質の低下と国際的評価の凋落に繋がっているのだ。

大多数の日本人が無意識に感じている、「何らかの組織、あるいは団体やグループに所属していないと不安だ」という固定観念は、もう捨て去った方が良いというのが私の考えだ。

いまや、何らかのグループに所属していることに因る利点(メリット)よりも、むしろ弊害(デメリット)の方が多い。それを認識できないようでは、時代から延いては世界から、日本人及び日本という国は、置き去りにされかねない。

そのような重大な岐路に私たち日本人は立っているのかもしれない。

そう、のほほんとしている場合ではないのだよ、キミ!

<2023/12/11 11:30 追記>※ボーナス画像(2023/12/09 16:45 撮影)です。

ちょっとロマンチックな夕景写真を撮りましたのでUPします。

何を語らっているのでしょうね♡

ふたり.jpg

ではでは。



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